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朝日すいかあさひすいか

地域:富山県

 昭和27(1952)年頃より富山市婦中町地区で栽培されている朝日すいかは、糖度14~15度という驚きの甘さを誇る。甘さの秘密は、完熟したものを売るという出荷管理にある。すいかが着果してから毎日の平均気温を記録し、積算温度(1日の平均気温×日数)が1000℃に達した時点を目安に収穫、出荷されている。また土地が重粘土の土壌であることも、甘いスイカを育てる要因のひとつ。さらに現在では有機肥料を使うなど工夫をこらし、より糖度の高いすいかづくりが取り組まれている。
 ほとんどのすいかが、生産者の庭先と通信販売でさばかれてしまうため、スーパーなどの店頭に並ぶことはほとんどない。すいかにはおいしい切り方があって、四半分に切り分けて櫛形にしたものをさらに中心で2つに分ける。それぞれの頂点より放射線状に切れば、みんなに甘いところが行きわたる。
 甘くておいしい朝日すいかが楽しめるのは7月中旬からだいたい8月のお盆頃まで。

朝日すいかが旬の時期

朝日すいかは、7月中旬~8月中旬が旬の時期です。

※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。

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