呉汁ごじる
大豆を一晩水に浸しすりつぶしたものを呉(ご)といい、それを味噌汁に溶かしたものを呉汁(ごじる)という。地域によっては乾燥させ挽いた大豆を粉状にした豆粉を使うところもある。呉汁は報恩講での精進料理のひとつして、また一般家庭では冬の寒い時期に食べられている。具材は各家庭によって様々だが、油揚げ・豆腐・しいたけ・ねぎなどを入れ、最後はお好みで唐辛子をかけて食べると美味であり、大豆の旨みと味噌の組み合わせが絶妙な味わいである。また大豆をふんだんに使う呉汁は大変栄養価が高く、最近では自然食品として健康を気遣う人たちに人気が高い。
呉汁が旬の時期
呉汁は、9月上旬~12月下旬が旬の時期です。
※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。
お問い合わせ
福井県農林水産部流通販売課 0776-20-0417