葉っぱずし(油桐)はっぱずし(あぶらぎり)
地域:福井県
一口大に握った酢飯にマスなどをのせて油桐の葉で包んだもの。永平寺町周辺では祭りなどの行事の際には必ず作られてきた。葉の表面に油気があってごはんがくっつかず、香りもつくことから油桐の葉が使われるが、かつてはアカメガシワや、桑、ぶどう、みょうがなども使われていたという。
永平寺町では、「葉っぱ寿し」を作るための油桐(通称:すしの木)がどこの家でも植えられ、現在も庭や畑にその姿を残している。
(写真提供:永平寺町農林課)
永平寺町では、「葉っぱ寿し」を作るための油桐(通称:すしの木)がどこの家でも植えられ、現在も庭や畑にその姿を残している。
(写真提供:永平寺町農林課)
葉っぱずし(油桐)が旬の時期
葉っぱずし(油桐)は、8月下旬が旬の時期です。
※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。