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にしんの糀漬けにしんのこうじづけ

地域:富山県

 富山県では、江戸末期から明治期に北前船により北海道から昆布とともに身欠き鰊が持ち込まれ、「にしんの昆布巻」に代表される数々の鰊料理が作られてきた。中でも栄養価の高い保存食として食べられてきたのが「にしんのこんか漬け」や「にしんの糀漬け」である。
 「にしんの糀漬け」は、水でもどした身欠きにしんに、糀、米ぬか、味噌、醤油、砂糖、とうがらしなどの調味料を合わせて重石をして漬け込んだもの。3カ月、じっくり漬け込み発酵・熟成させる。良質の身欠きにしんを使うことで、薄くスライスし、そのまま生で食べることができる。独特の風味はあつあつのご飯に合い、酒の肴にも好まれる。
 家庭料理で作られることもあるが、こんか漬けとともに、生産加工、販売されており、県内では小矢部市や氷見市の特産品になっている。

にしんの糀漬けが旬の時期

にしんの糀漬けは、9月上旬~11月下旬が旬の時期です。

※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。

お問い合わせ

JAいなば 0766-67-2115

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