あじのすす
地域:石川県
旧能都町(現能登町)に伝わるなれずしで、小アジがたくさん捕れたときに保存食として作られてきた。
7月のあばれ祭りに向け、仕込みは5月に行われる。「すす桶」と呼ばれる専用の桶に塩をふって山椒の葉を敷き、目玉をとった新鮮なアジを並べ、その上に固めに炊いたごはんをのせて唐辛子を散らす。これを繰り返して最後は山椒の葉で覆い、密閉して重石をのせ冷暗所で保存する。40~50日でほどよく発酵して食べごろとなり、3年は保存できるという。仕込みには各家の工夫が凝らされ、それぞれの家庭の味に仕上げられる。
近年、すすを作る家庭は少なくなっているが、濃厚なうまみをもつこのなれずしは、夏の祭りに欠かせない料理として、地域で愛され続けている。
7月のあばれ祭りに向け、仕込みは5月に行われる。「すす桶」と呼ばれる専用の桶に塩をふって山椒の葉を敷き、目玉をとった新鮮なアジを並べ、その上に固めに炊いたごはんをのせて唐辛子を散らす。これを繰り返して最後は山椒の葉で覆い、密閉して重石をのせ冷暗所で保存する。40~50日でほどよく発酵して食べごろとなり、3年は保存できるという。仕込みには各家の工夫が凝らされ、それぞれの家庭の味に仕上げられる。
近年、すすを作る家庭は少なくなっているが、濃厚なうまみをもつこのなれずしは、夏の祭りに欠かせない料理として、地域で愛され続けている。
あじのすすが旬の時期
あじのすすは、7月上旬が旬の時期です。
※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。
お問い合わせ
能登町商工会 0768-62-0181