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越前おろしそばえちぜんおろしそば

地域:福井県 

 越前おろしそばは、少し黒っぽくて素朴な雰囲気のそばにダシと大根おろしをたっぷりかけた逸品。
 そばの質は緯度と関係があり、北緯36度線から38度線の地帯が、味・風味ともに優れたそば粉が多いといわれており、福井は36度線上に位置する。福井の玄そばは小粒で皮が薄く、昔ながらの石臼挽きで製粉しているのが特徴で、そば独特の風味を損なわない。
 ピリッと辛味のある大根おろしに、ほんのりとした甘みと風味のあるそばが加わることで、口の中に絶妙な味わいが広がる。
 福井でのそばの歴史は、朝倉孝影が一乗谷に築城した文明5(1473)年頃から始まったと伝えられている。いくつもの合戦を経た結果籠城用食料として重宝され、そばがきやそばだんごが主だったといわれる。福井で「そばきり」が登場するのは慶長6(1601)年。府中(現在の越前市)の城主となった本多富正公がそば師の金子権左衛門を伴って赴任したのを機に、そばの食べ方が変わり、麺状そばに加え大根おろしを添える食べ方が始まったと伝えられている。さらに福井のおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、昭和22(1947)年10月に昭和天皇が福井県に来られた時。おろしそばを2杯も召し上がられた昭和天皇は、皇居に戻られた後、「越前のおろしそばは大変おいしかった」と懐かしがられたことに由来している。

越前おろしそばが旬の時期

通年。

お問い合わせ

福井県農林水産部販売開拓課 0776-20-0422

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