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へしこ

地域:福井県 

 若狭地方の伝統食「へしこ」。へしことは魚の糠漬けのことで、この独特の珍味は、全国的にも人気が高まっている注目の逸品。その語源は、重石をかけて漬け込む「圧し込む(へしこむ)」という言葉がなまったからといわれている。
 糠をつけたまま軽くあぶる炙ると香りが増し、独特の風味と香ばしさが口いっぱいに広がり、そのままちょっと辛口の日本酒を含めば、さらに旨さが膨らむ。お茶漬けで楽しむのもよし。刺身でも、お寿司のネタにも、またスパゲティやピザの具などにも使われている。へしこは、もともと保存食なので、食べる分だけ切って残りは冷蔵庫で保存が可能。毎晩の晩酌のお供などに、少しずつ楽しむのも乙なものである。
 へしこはその昔、魚の腐敗を防ぎ、長期保存するための保存食として作られていた。その歴史は長く、江戸時代の中ごろにはすでにへしこ作りが始まっていたといわれている。最も有名で生産量も断とつなのが鯖のへしこだが、この他にもイワシやふぐ、イカなどもへしこにすることができる。
 近年の研究で、へしこの健康効果も分かってきている。鯖などの青魚に含まれる「ペプチド」という成分は、病気の回復促進、免疫力アップ、糖尿病の症状改善、シミ・ソバカス除去、血圧抑制、血液さらさら効果が期待でき、このペプチドは糠に漬け込むことでより多く摂取できる。

へしこが旬の時期

通年。

お問い合わせ

福井県農林水産部販売開拓課 0776-20-0422

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