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今庄のつるし柿いまじょうのつるしがき

地域:福井県 

 全国的に珍しい、燻製した干し柿。北国街道の宿場町今庄宿があった南越前町の名物で、かつては江戸時代の参勤交代で訪れた旅人が携帯保存食として買い求めたとされ、今庄のつるし柿を食べれば「一つ食えば一里、三つ食えば三里歩ける」といわれていた。
 使われる渋柿は今庄で採れる「長良(ながら)」という品種で、干し柿にすることで濃厚な甘さを出す。今庄のつるし柿の甘味の秘訣は、独自の乾燥方法にある。3~4日一定の温度で夜通し燻し、さらにお湯で洗った実をよくもみほぐし、天気に良い晴れた日に1~2日天日干しで再び乾燥させる。こうしてすべて手作業で丹念に作られる柿は、格別に甘い干し柿となる。外は硬く中は熟した果肉が柔らかい。表面には乾燥することで出る果肉の果糖が白い粉のように現れるが、これがつるし柿の自然な甘さの証である。また栄養価が高く、酔い覚ましの効果もある。

今庄のつるし柿が旬の時期

今庄のつるし柿は、11月上旬~12月下旬が旬の時期です。

※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。

お問い合わせ

福井県農林水産部販売開拓課 0776-20-0422

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