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なすびとそうめんのおつけ

地域:富山県

 富山で、夏定番のみそ汁(おつけ)といえば「なすびとそうめんのおつけ」で、どこの家庭でも、夏の食卓に欠かせない一品である。石川県にも、ナスとそうめんを使った料理に「なすびとそうめんの煮物」があるが、醤油、砂糖で味つけするのに対し、富山の「なすびとそうめんのおつけ」の味つけは味噌。縦半分に切ったナスを、さらに細く切って水につけ、灰汁を抜く。煮干しなどでだしをとった中にナスを入れ、味噌で味つけ、ナスがやわらかくなったあたりでそうめんを入れて煮る。みそ汁でそのまま熱々を食するが、冷たくして食べるのもまたおいしい。
 ナスを使った料理といえば、富山の郷土料理に「なすびとつる豆とさといもの煮しめ」がある。秋ナスの時期にとれるつる豆(千石豆)、サトイモをナスと一緒に鍋に入れ、だし汁と味噌で煮る。秋ナスは実がしっかりしているので煮ものによく合う。また富山では、ナスがたくさんとれる夏場に大きめのナスを縦輪切りにうすく切り天日干しにし、保存用の「干しナス」を作る。冬場に干しナスを熱湯でもどし、油揚げやサトイモ、ニンジンなどとあわせ、味噌や醤油で煮る。

なすびとそうめんのおつけが旬の時期

なすびとそうめんのおつけは、6月上旬~9月下旬が旬の時期です。

※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。

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