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谷田部ねぎやたべねぎ

地域:福井県 

 小浜市の谷田部地区で栽培されている「谷田部ねぎ」。昔から小浜の冬場の料理には欠かせない食材であり、曲がった根元と甘みが特徴。通常のねぎは播種から収穫まで同じ場所で栽培するが、「谷田部ねぎ」は2度植え換えを行う。2度目に斜めに植えることで、根元は釣針状に曲がり、土に埋まっている部分がよりやわらかく甘くなる。
 小浜の名物の鯖とも相性が良く、しめ鯖と谷田部ねぎを酢味噌で和えた「ぬた」は、代表的な郷土料理の一つで
ある。他にも、すき焼き、鍋物だけでなく魚と煮付けてもおいしい。 地元の小学校では、「谷田部ねぎ」を農業体験活動で栽培し、調理実習時に使用したり、また学校給食の食材として使ったりするなど、子どもたちからも大変親しまれている。
 小浜市の地域ブランドである「若狭おばまブランド」に認証されており、地元生産組合が中心となって保存・採種・普及活動を行っている。
 平成19(2007)年8月3日には、国際スローフード協会主催の、食の世界遺産といわれる「味の箱舟」にも認定された。

谷田部ねぎが旬の時期

谷田部ねぎは、12月上旬~3月下旬が旬の時期です。

※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。

お問い合わせ

御食国おばま食文化館 0770-53-1000

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