ホーム > 知られざる北陸の食 > 北陸の青果 > 打木赤皮甘栗かぼちゃ(加賀野菜)

打木赤皮甘栗かぼちゃ(加賀野菜)うつぎあかがわあまぐりかぼちゃ

地域:石川県 

 その名の通り皮が赤色に近い橙色のかぼちゃで、加賀野菜のひとつ。円錐栗型で、ねっとりとした食感と、強い甘みが特徴。ひとつあたり1kg前後の大きさで、一般的なえびすかぼちゃより小ぶりなものが多い。煮てもよく、スイーツなど甘いものの材料にも合う。夏場に旬を迎える。
 もともと、昭和8(1932)年、金沢市打木在住の農家・松本佐一郎が福島県から「会津栗」「甘栗」といわれる品種のかぼちゃを導入し、実がなりやすく色が美しいものを選抜し育てて、同18(1942)年ごろに完成した。戦後になってから発表され、主に金沢市安原地区で栽培された。
 昭和27(1952)年ごろには関西圏からの注文が相次ぎ、東京でも生産されるなど人気を得たが、徐々に需要が減り、わずかに栽培される程度になった。
 近年再び注目が集まり、栽培面積を拡大させている。

打木赤皮甘栗かぼちゃ(加賀野菜)が旬の時期

打木赤皮甘栗かぼちゃ(加賀野菜)は、5月下旬~8月下旬が旬の時期です。

※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。

この食が体験できるお店

関連情報

打木赤皮甘栗かぼちゃ(加賀野菜)を購入する

ページの先頭へ