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五箇山かぶごかやまかぶ

地域:富山県

 富山は冬に地場産の生鮮野菜が少なくなることから、秋に収穫して保存できる野菜が多く栽培される。
 紅カブは、県西部の砺波平野から五箇山の中山間地にかけて栽培されている。10~11月に収穫されて、根部は塩漬け、葉は干して保存される。紅カブ漬けは、塩漬け後脱塩し、甘酢に漬け込んで作られる。これは塩蔵期間の長短により味わいが異なることから、1年を通して飽きずに食べることができる。
 栽培品種は「飛騨紅」が主体となっているが、五箇山では在来種の五箇山かぶが栽培されている。かつては焼き畑農業で栽培され、各農家で脈々と採種を続けてきた。そのため、各農家でカブの色や形状が農家ごとに違っている。

五箇山かぶが旬の時期

五箇山かぶは、10月上旬~11月下旬が旬の時期です。

※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。

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