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源助だいこん(加賀野菜)げんすけだいこん

地域:石川県 

 一般的な青首ダイコンよりずんぐりとした形をしている。甘くてやわらかく、煮くずれしないことで有名。ふろふき大根やおでんの具材のほか、ニシンとともに糀で漬けた大根寿しにもぴったり合う。
 金沢市打木町の篤農家・松本佐一郎は、昭和7(1932)年に愛知県の井上源助から早生種で生育の旺盛なものを導入し、在来の練馬系打木だいこんと自然交雑させたものを毎年選抜し続け、昭和17(1942)年に今の源助だいこんを完成させる。昭和26(1951)年からスイカやカボチャの後作として育てられ、昭和33(1958)年にスプリンクラーを導入し、本格的に栽培されるようになった。
 種まきに適した期間が短く、8月20日~27日が栽培に最も適した期間。この頃が一番、肥大もよくスも入りにくい。

源助だいこん(加賀野菜)が旬の時期

源助だいこん(加賀野菜)は、10月下旬~12月上旬が旬の時期です。

※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。

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