さといも
地域:富山県
富山県では上市町と南砺市がさといもの産地として知られている。中でも南砺市の旧井波町山野では、藩政時代、加賀藩から琉球芋種が下賜され、栽培が奨励されたのがさといも栽培の始まりといわれている。現在、この山野地区と南砺市旧福野町焼野では、さといもの産地として、全国に通用するブランド化を目指した取り組みが行われている。
旧井波町の山野地区では、露地栽培にこだわった栽培方法がとられている。稲ワラや米ぬかなどの有機肥料を与え、時間をかけてゆっくり育てることで、さといもに独特の粘りと甘味が生まれる。また、砂地の上に庄川の氾濫による泥土が堆積した土壌の恵みが、さといもをさらにおいしく育てている。
JAとなみ野と山野さといも組合で共同開発した贈答用「ふる里いも」は、全国各地から注文が寄せられる人気商品となっている。また南砺市旧福野町では「福野ごっつお里いもまつり」を毎年11月に開催。里いも汁、里いも田楽、里いもおはぎ、里いもぜんざいなど、多彩なメニューと創作料理で、さといものおいしさをPRしている。
また郷土料理として、さといもを使った「芋がい餅」(井波)や「いもぼたもち」(福光)がある。どちらもさといもともち米(芋がい餅にうるち米も入れる)を一緒に炊きあげ、すりこぎでつぶして団子にし、きな粉や小豆あん、すり胡麻などをまぶしたものである。
旧井波町の山野地区では、露地栽培にこだわった栽培方法がとられている。稲ワラや米ぬかなどの有機肥料を与え、時間をかけてゆっくり育てることで、さといもに独特の粘りと甘味が生まれる。また、砂地の上に庄川の氾濫による泥土が堆積した土壌の恵みが、さといもをさらにおいしく育てている。
JAとなみ野と山野さといも組合で共同開発した贈答用「ふる里いも」は、全国各地から注文が寄せられる人気商品となっている。また南砺市旧福野町では「福野ごっつお里いもまつり」を毎年11月に開催。里いも汁、里いも田楽、里いもおはぎ、里いもぜんざいなど、多彩なメニューと創作料理で、さといものおいしさをPRしている。
また郷土料理として、さといもを使った「芋がい餅」(井波)や「いもぼたもち」(福光)がある。どちらもさといもともち米(芋がい餅にうるち米も入れる)を一緒に炊きあげ、すりこぎでつぶして団子にし、きな粉や小豆あん、すり胡麻などをまぶしたものである。
さといもが旬の時期
さといもは、11月上旬~1月下旬が旬の時期です。
※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。
お問い合わせ
JAとなみ野 砺波里芋出荷組合
山野さといも組合 0763-82-4606