ブリ
日本全国の近海に生息する回遊魚で、特に北陸地方産のものは脂がたっぷりのり、全国的に名が知られている。大きさによって呼び名が変わる出世魚で、成長のさなかの名前は地方によって異なる。冬に産卵のために南下してきたブリは「寒ブリ」と呼ばれ、主に12月から3月にかけて漁が行われる。
富山県氷見や石川県能登など北陸地方のさまざまな場所で漁獲でき、冬の味覚のひとつとして親しまれている。また、出世魚のため縁起ものとしての側面も持ち、祝い事には欠かせない。富山や石川では、お歳暮として嫁ぎ先にブリを一匹まるごと送り、受け取った実家は半身を切り取って返すという風習がある。正月の食卓にも頻繁に並ぶ。
11月ごろの北陸の強風と雷鳴は「ブリ起こし」と呼ばれ、これがあるとブリ漁の季節となる。刺し身や照り焼きなどがポピュラーな調理法。ブリは捨てるところがない魚といわれ、頭やカマはそのまま焼いても、大根と一緒に煮てもおいしくいただける。新鮮なものは内臓も食べられる。
大きさによって名前が変わり、2kgまでをハマチ、5kgまでをワラサ、5kg以上のものをブリと呼ぶ。石川では、コゾクラ、フクラギ、ガンド、ブリの順となる。富山では小さいものをツバイソ、福井では青子ともいう。
石川県、富山県の郷土料理「かぶらずし」は、薄切りのブリをカブではさんだなれずしの一種。
寒ブリのうち、氷見で水揚げされて一定の基準を満たすものを「ひみ寒ぶり」と、石川県内沿岸の定置網で漁獲されて一定の基準を満たすものを「天然能登寒ぶり」と称して、それぞれブランド化を進めている。
富山県氷見や石川県能登など北陸地方のさまざまな場所で漁獲でき、冬の味覚のひとつとして親しまれている。また、出世魚のため縁起ものとしての側面も持ち、祝い事には欠かせない。富山や石川では、お歳暮として嫁ぎ先にブリを一匹まるごと送り、受け取った実家は半身を切り取って返すという風習がある。正月の食卓にも頻繁に並ぶ。
11月ごろの北陸の強風と雷鳴は「ブリ起こし」と呼ばれ、これがあるとブリ漁の季節となる。刺し身や照り焼きなどがポピュラーな調理法。ブリは捨てるところがない魚といわれ、頭やカマはそのまま焼いても、大根と一緒に煮てもおいしくいただける。新鮮なものは内臓も食べられる。
大きさによって名前が変わり、2kgまでをハマチ、5kgまでをワラサ、5kg以上のものをブリと呼ぶ。石川では、コゾクラ、フクラギ、ガンド、ブリの順となる。富山では小さいものをツバイソ、福井では青子ともいう。
石川県、富山県の郷土料理「かぶらずし」は、薄切りのブリをカブではさんだなれずしの一種。
寒ブリのうち、氷見で水揚げされて一定の基準を満たすものを「ひみ寒ぶり」と、石川県内沿岸の定置網で漁獲されて一定の基準を満たすものを「天然能登寒ぶり」と称して、それぞれブランド化を進めている。
ブリが旬の時期
ブリは、12月上旬~3月下旬が旬の時期です。
※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。
お問い合わせ
一般社団法人 氷見市観光協会 0766-74-5250
石川県農林水産部 水産課 076-225-1651
福井県農林水産部流通販売課 0776-20-0417