ガスエビがすえび
ガスエビとは、富山・石川で食される、殻が茶色のエビ。ガスエビという通称で呼ばれるが、その種類はさまざまで、石川ではクロザコエビとトゲザコエビの2種類がガスエビとされており、それぞれ旬も、生育場所も違う。福井では「越前エビ」と呼ばれるのに加え、そのほかの異名としては「ドロエビ」「ガラエビ」「トラエビ」「モサエビ」などが挙げられる。
いずれにせよ「見た目は悪いが味は極上」なのが特徴で、北陸では甘エビよりも好き、甘エビよりも甘いという人も珍しくない。刺身にすれば甘くぷりっとした身が楽しめる。小さいものはから揚げにすれば殻ごと食べられ香ばしい。塩焼きやみそ汁、天ぷらもおすすめだ。クセがないものしっかりしたうまみがある。
鮮度が落ちるのが早いため、産地でないと味わえず首都圏等にはあまり出回らない。また市場でもいつでもあるわけではなく、特に刺身に適した大きいものは珍しい。料亭や居酒屋等で供されることもあるが、入荷があった日しか出されない。北陸に来たらぜひ味わってほしい一品だ。
なお富山の一部では、標準和名「トヤマエビ」で、石川の一部では「ボタンエビ」と呼ぶものをガスエビと呼称することもある。
旬の時期 種類によって異なる
トゲザコエビは4月~6月、クロザコエビは9月~翌年6月、トヤマエビは10月~5月
いずれにせよ「見た目は悪いが味は極上」なのが特徴で、北陸では甘エビよりも好き、甘エビよりも甘いという人も珍しくない。刺身にすれば甘くぷりっとした身が楽しめる。小さいものはから揚げにすれば殻ごと食べられ香ばしい。塩焼きやみそ汁、天ぷらもおすすめだ。クセがないものしっかりしたうまみがある。
鮮度が落ちるのが早いため、産地でないと味わえず首都圏等にはあまり出回らない。また市場でもいつでもあるわけではなく、特に刺身に適した大きいものは珍しい。料亭や居酒屋等で供されることもあるが、入荷があった日しか出されない。北陸に来たらぜひ味わってほしい一品だ。
なお富山の一部では、標準和名「トヤマエビ」で、石川の一部では「ボタンエビ」と呼ぶものをガスエビと呼称することもある。
旬の時期 種類によって異なる
トゲザコエビは4月~6月、クロザコエビは9月~翌年6月、トヤマエビは10月~5月
ガスエビが旬の時期
ガスエビは、9月上旬~6月下旬が旬の時期です。
※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。