水だんごみずだんご
地域:富山県
黒部市生地地区は黒部川の伏流水が街のあちこちから湧き出る「名水の里」として知られる。水だんごはここに古くから伝わる庶民的な食べもので、名水で冷やすところからその名が付いた。黒部の名水にちなんだブランドはたくさんあるが、これが元祖といっても過言ではない。
水だんごは上新粉に片栗粉を混ぜて蒸し、これを棒状にしてひと口大に切ったものを黒部の名水でさっと洗って、その上に砂糖入りのきな粉(大豆粉)をかけていただくシンプルなもの。
いつごろから食べられているかは定かではないが、昔は「水ダゴ屋」と呼ばれる水だんご茶屋が並び、夏場はにぎわったそうだ。また、七夕やお盆や夏祭りなどのお供え物や家族の食用としても各家庭で水だんごが作られていた。そんな素朴な黒部の名物は、今も夏場に限って2社が製造を行い、くろべ漁協が経営する魚の駅「生地」をはじめ、黒部市内の商店やスーパーなどで販売している。
表面はつるっとして、食べるとモチモチとした食感。清冽な名水で冷やせば、きなこの風味と相まって夏のおやつとしてうってつけ。
シンプルで取り立てて珍しいものではないが、逆にそれが飽きず、名水で冷やして食べるところが、だんごのおいしさを際立たせている。
お土産にする際は、一緒に汲んだ黒部の名水で食べるとおいしさも倍増するだろう。
水だんごは上新粉に片栗粉を混ぜて蒸し、これを棒状にしてひと口大に切ったものを黒部の名水でさっと洗って、その上に砂糖入りのきな粉(大豆粉)をかけていただくシンプルなもの。
いつごろから食べられているかは定かではないが、昔は「水ダゴ屋」と呼ばれる水だんご茶屋が並び、夏場はにぎわったそうだ。また、七夕やお盆や夏祭りなどのお供え物や家族の食用としても各家庭で水だんごが作られていた。そんな素朴な黒部の名物は、今も夏場に限って2社が製造を行い、くろべ漁協が経営する魚の駅「生地」をはじめ、黒部市内の商店やスーパーなどで販売している。
表面はつるっとして、食べるとモチモチとした食感。清冽な名水で冷やせば、きなこの風味と相まって夏のおやつとしてうってつけ。
シンプルで取り立てて珍しいものではないが、逆にそれが飽きず、名水で冷やして食べるところが、だんごのおいしさを際立たせている。
お土産にする際は、一緒に汲んだ黒部の名水で食べるとおいしさも倍増するだろう。
水だんごが旬の時期
水だんごは、6月上旬~8月下旬が旬の時期です。
※カレンダーは、北陸で一般的によく食べられる時期の目安です。その年によって食べられる時期が変わる場合があります。