”美味しい”たけのこの見分け方・調理方法
「どんなたけのこを選べばいいの?」「あく抜きってどうやるの?」「美味しい食べ方は?」 そんな疑問にお答えします。
美味しいたけのこの見分け方
- 穂先の色が黄色のものを選びましょう。 緑や黒っぽいものは、育ちすぎで「えぐみ」が強いです。
- 切り口の色がより白く、みずみずしいものを選びましょう。
- より重いものを選びましょう。 軽いものは水分が無くなり、鮮度が落ちています。
- 形がずんぐりしていて、皮の色つやが良く、できるだけ薄い茶色のものを選びましょう。
- 泥がまだ付いている場合は、泥が乾いていないものを選びましょう。
- 根元の赤い粒々が小さくて少ないものほどやわらかいです。
たけのこのアク抜き
たけのこは採ってから時間がたつほど硬くなり、アクが強くなります。買ってきたらできるだけ早くアク抜きをする必要があります。
材料 | たけのこ 1本 米ぬか 1/2カップ 赤唐辛子 1本 |
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- 皮を3枚ほどはずして、穂先の方を5~6cmほど斜めに切り落とします。 切口から縦に1本軽く切れ目を入れます。
- 鍋に水と米ぬか・赤唐辛子を入れ、沸とうしたら落としぶたをして、弱火で1時間煮る。
- 根元に竹ぐしをさしてみて、すっと通れば火を止める。
- ゆで汁につけたまま、湯が冷めるまで置きます。
- よく水洗いし、切り目から皮をむきます。
たけのこレシピ
部位によって柔らかさが違います。
先端部分はやわらかいので汁ものに、中央部分は煮物や炊き込みご飯などに、下部分は歯ごたえがあるので炒め物に適しています。
たけのこと昆布の味噌だき
材料 | 西田産たけのこ 昆布(煮昆布) |
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調味料 | 酒 味噌 みりん 顆粒だし |
富山県高岡市西田(さいだ)のたけのこは、茹でないでそのまま煮れるのが特徴です。
- たけのこは皮をむき、2センチぐらいの輪切りにする。(大きい物は、たて半分にきる)
- 鍋に水をたっぷり、たけのこにかぶるくらい入れて火にかける。 白い泡状のあくが出てくるので、無くなるまで丁寧に取り除く。
- 水が少なくなったら足して、酒を入れて10分ほど煮る。
- 昆布(煮昆布)、味噌、みりんを入れて煮る。好みで顆粒だしを入れてもよい。
味噌の量は、味噌汁より少し濃い目。(味を見ながら2~3回に分けて入れるとよい) 30分くらい煮る。 - 器に入れて山椒の葉をのせて食卓にどうぞ。
西本陽子さんおすすめ「たけのこのぺペロンチーノ(風)」
雑誌『自然人』の連載「文学の小窓」でおなじみ、古本屋HoneyBeeBlandの西本陽子さんに教えてもらったレシピです。
材料 【2人前】 |
スパゲティ 160g 茹でたけのこ 150~200gくらい |
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調味料 | にんにく 1片 唐辛子 1本 塩・胡椒 オリーブオイル 適量(大さじ3~4) |
- 茹でてアク抜きしたたけのこ(西田産のは生のままでOK)を、2~3ミリの厚さに切る。厚すぎず薄すぎず。大きさは適当。
- にんにくはみじん切りにし、唐辛子は種を取って適当に切る。
- 鍋にたっぷりの湯をわかし、塩をたくさんめに入れてパスタを茹でる。
- フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて、弱火にかける。(※にんにくは絶対に焦がさない。)
- にんにくが色づいたら(焦がさない)、たけのこと唐辛子を入れる。たけのこの炒め具合はお好みで。
- パスタが茹だったらパスタサーバー(もしくはトングでもいいからきれいにすくえるもの) で手早くすくって5に投入。(※ざるにあけない。)
- パスタの茹で汁をお玉で少量加える。水分をいい感じにする。
- 塩・胡椒で調味。良い塩なら塩だけでもいけるかも。
- すぐ食べる! すぐ!! たけのこの香りと食感に、うっとり。
焼きたけのこ
材料 | たけのこ(ゆで) |
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調味料 | ごま油 |
- たけのこをくし形に切ります。
- 熱したフライパンにごま油を入れ、焼きます。
- 塩・ポン酢・醤油・わさび・マヨネーズなどお好きな調味料でどうぞ。
たけのこ餃子
材料 | 豚ひき肉 200g にら 1/2束 キャベツ 1/4個 たけのこ(ゆで) 50g 餃子の皮(大判) 20枚 |
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調味料 | にんにく 1片(すりおろし) しょうが 1片(すりおろし) 醤油 大さじ1 酒 大さじ1 ごま油 大さじ1 塩・こしょう 少々 |
- 材料を粗みじん切りにし、調味料を入れて粘りが出るまで混ぜます。
- あとは、包んで焼くだけ。
たけのこの保存
保存する場合は必ずアク抜きをしてください。
食物繊維が多いので、冷凍保存には向きません。
たけのこの冷蔵保存
水を張った密封容器に入れ、冷蔵庫で保存します。 毎日水を入れ替えれば一週間ほど持ちます。
たけのこの瓶詰め保存
- たけのこを適当な大きさに切って、瓶に隙間なくキッチリ詰めます。
- いっぱいまで水を入れ、ゆるくフタをします。
- 鍋に、瓶の肩にかかるぐらいに水を入れて火にかけます。沸騰してから30分煮ます。
- 取りだして瓶のフタをしっかり閉めます。今度は瓶全体がお湯に浸かるようにして再び30分間煮沸します。
- ビンを逆さにして自然冷却させます。
※常温で1年間ほど持ちます。使う時はフタにキリなどで穴をあけると開きやすいです。
※時々、瓶を確認して、中の水が濁ってくるようなら、殺菌がうまく出来ていないので早めに食べてください。
たけのこの天日干し保存
使いやすい大きさに切ったたけのこを、ザルや網などに乗せて天日で干します。 カラカラになるまで完全に干してください。 1年ほど持ちます。
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