2023年4月以降のおすすめイベント
今回のおすすめイベントでは北陸各県から3つの特別展をご紹介します。
ゴールデンウィーク中のお出かけ先をお考えの方はぜひご検討ください!
北陸の各施設では他にも数多くのイベントが開かれています。
詳しくはイベント情報をご覧ください。
自然豊かな福井の哺乳類が大集合! 絶滅したニホンオオカミの標本も
山から海まで豊かな自然環境を誇る福井県では、小さなニホンリスから世界最大級のナガスクジラまで、合わせて60種類以上の哺乳類が確認されています。
福井市自然史博物館の特別展「集まれ!福井の動物たち」では、ニホンカモシカを始めとした50体近くのはく製や、緻密に作製されたイルカの全身骨格標本、古くから伝わるニホンオオカミの頭骨標本など、貴重な資料がずらりと並びます。さまざまな標本を通して身近な動物から絶滅した動物まで、福井の豊かな自然の魅力に触れてみましょう。
また、最終日の講演会「オオカミ最後の地は福井!?」では、ニホンオオカミが絶滅したとされる1905年以降に福井で捕獲されたオオカミの記録を、膨大な資料とともに紹介します。
非常に貴重な福井県産ニホンオオカミの頭骨標本
サブイベント
開催日時:5月28日(日) 14時~15時30分
開催場所:福井市自然史博物館
「浮世絵」を通してお江戸のライフスタイルを覗いてみよう!
江戸時代の浮世絵には、おなじみの風景画をはじめ、実は旅行やグルメ、ペットやガーデニングなど、現代の私たちの関心事と重なるテーマも数多く登場します。
今回、水墨美術館で開催される特別展では、当時広く庶民に支持されたメディア「浮世絵」に見られる、ブーム(流行)や日常の暮らしに寄り添った娯楽の数々を通して、「お江戸ライフ」の秘密に迫ります。
葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳などの作品約150点と、当時の食べ物を再現した食品サンプルが展示され、江戸時代の人々の暮らしがリアルに感じられる展覧会です!
また、4月30日(日)と5月13日(土)には、江戸時代から続く紅屋「伊勢半本店」さんの協力による、「紅さし」も体験できます。
歌川国貞(三代豊国)《源氏六條の花》
サブイベント
開催日時:4月30日(日)、5月13日(土) 各日13時~16時
開催場所:富山県水墨美術館エントランスホール
安土桃山時代の巨匠・長谷川等伯と長谷川派の世界に触れてみよう!
能登・七尾出身で安土桃山時代に大きな足跡を残した絵師・長谷川等伯(1539~1610)。「能登ゆかりの作家や作品」をテーマとする石川県七尾美術館では、1996年から「長谷川等伯展」をシリーズで開催しており、今年で28回目を迎えます。
今回は「等伯の水墨画」と「長谷川派の絵師たち」をテーマとし、若年期から60歳ごろの等伯の水墨画や、「長谷川派」絵師たちの作品や資料など、合わせて27点を展示します。
長谷川等伯ゆかりの地で、「墨の妙技」が光る逸品の数々を堪能してみませんか。
「瀟湘八景図屏風」(右隻) 長谷川等伯筆 東京国立博物館蔵 Image : TNM Image Archives
「いしかわ百万石文化祭2023」七尾市プレイベント・令和5年春季特別展「長谷川等伯展~水墨の美技と、一門の俊英と~」
開催日時: | 4月29日(土・祝)~5月28日(日) 9時~17時(入館は16時30分まで) |
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開催場所: | 石川県七尾美術館 |
サブイベント
開催場所:石川県七尾美術館