石川県の札所(第12~第22)~北陸の三十三ヶ所観音霊場巡り
札所番号/札所名 | 住所 | 電話番号 | 紹介コメント |
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第12/那谷寺 | 小松市那谷町ユ122 | (0761)65-2111 | 広大な境内には、海底噴火の跡とも伝わる奇岩遊仙境、重要文化財の庫裡書院、三重の塔、岩窟中腹に建てられた大悲閣など、見どころが目白押し。那谷寺を参拝した芭蕉の名句「石山の石より白し秋の風」を刻む句碑もある。 |
第13/宝円寺 | 金沢市宝町6-14 | (076)231-6050 | 加賀藩主・前田家の菩提寺。秀吉の死後、秀頼の後見人だった利家は徳川家康と険悪な関係にあったが、いま家康と事を起こすのは豊臣家に不利と読み、家康のいる伏見城へ命を賭して赴いた。その際、遺品として宝円寺の和尚に託した利家の髪と自像がいまも境内の土中に埋められているという。 |
第14/観音院 | 金沢市東山1-38-1 | (076)252-6523 | 開基は芋掘藤五郎。金沢の発祥にちなむ由緒をもった寺だ。天平年間(740年頃)、加賀国野々市の里に藤五郎という善人がいた。彼は芋を掘って暮らしていたことから芋掘藤五郎という名付けられたが、彼は芋とともに砂金を見つけ、金洗沢で洗ったところから「金沢」の地名が起こったという。境内には数学者関孝和や役者中村芝加十郎の墓がある。 |
第15/總持寺祖院 | 輪島市門前町門前1-18甲 | (0768)42-0005 | 元享2年、後醍醐天皇より勅願所と定められ、以後曹洞宗の大本山として隆盛をきわめた總持寺。今でも禅修行の根本道場として、昔ながらの法式、講法そのままに勤行を重ねる修行僧が見られる。 |
第16/岩倉寺 | 輪島市町野町西時国16-8甲 | (0768)32-0139 | そもそも岩倉山は、沖を行く舟の目印となった霊山。本尊の千手観音は輪島の漁師が海から拾い上げたもので、海上安全、交通安全、家内安全に御利益ありと参拝客が絶えない。 |
第17/上日寺 | 鳳珠郡能登町真脇44-99 | (0768)62-0567 | およそ99の入江が連なるという九十九湾、土地に伝わる悲恋伝説からその名が命名された恋路海岸にほど近い上日寺。境内から見下ろす内浦のリアス式海岸は一幅の絵のようだ。付近には真脇温泉浴場もあるので、参拝の帰りに汗を流してもよい。 |
第18/明泉寺 | 鳳珠郡穴水町明千寺ル18-1 | (0768)57-1353 | ここの境内すぐそばに「鎌倉屋敷」と呼ばれる墓地があり大小70基の五輪塔が立つが、なかのひとつ、源頼朝のものと伝わる供養墓は見逃せまい。 |
第19/妙観院 | 七尾市小島町ヌ63甲 | (0767)52-1019 | 大正時代末期まで、山門の前に波が打ち寄せ、岩すそを洗っていたという言い伝えから、山号を「小嶋山」、寺号は「海岸寺」と呼ばれる七尾の「妙観院」。ここには古くから語り継がれる「七ツ不思議」がある。なかでも「竹の虎の釣り鐘」の不思議はよく知られている。約300年前のこと、願いが叶わず入水自殺した女性が龍に化け、釣り鐘を何度も海へ引きずり込むので「龍虎相打つ」の故事にならって、全国でただ一つ、竹に虎の釣り手の鐘にしたという。このほか興味深い伝説がいっぱいだ。 |
第20/山田寺 | 鹿島郡中能登町良川ト2 | (0767)74-0272 | 行基の作と伝わる十一面観世音像を本尊にまつる。 |
第21/長楽寺 | 鹿島郡中能登町能登部下106甲2 | (0767)72-2112 | 古くは能登と越中の国境にそびえる霊山・石動山天平寺の別院でもあった。 |
第22/永光寺 | 羽咋市酒井町イ11 | (0767)26-0156 | 石川の結願寺をつとめる曹洞宗の古刹。 |
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