すいぜん
地域:石川県
テングサを煮てもち米の粉を入れ、おりに流して固めたもの。輪島独特の精進料理で、刺身がわりに食される。
厚さ3mm、幅2cmほどの短冊状に突き出し、輪島塗の器に、菊水、きんちゃく、輪花(りんか)など、思い思いの意匠で盛りつけられる。
見た目は白っぽいトコロテンのようだが、すりごまに味噌と黒砂糖を加えたごまだれをつけながら食べると、寒天にはないコシの強さと、テングサ独特の風味が味わえる。
昔は各家で作っていたもので、葬式の際は、すいぜん用のごまをするのは男衆の役目であったという。最近は家庭ではほとんど作られなくなった。
厚さ3mm、幅2cmほどの短冊状に突き出し、輪島塗の器に、菊水、きんちゃく、輪花(りんか)など、思い思いの意匠で盛りつけられる。
見た目は白っぽいトコロテンのようだが、すりごまに味噌と黒砂糖を加えたごまだれをつけながら食べると、寒天にはないコシの強さと、テングサ独特の風味が味わえる。
昔は各家で作っていたもので、葬式の際は、すいぜん用のごまをするのは男衆の役目であったという。最近は家庭ではほとんど作られなくなった。
すいぜんが旬の時期
通年。