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【自然編】日本海が美味い魚を育む

富山・石川・福井のいわゆる北陸三県は、日本海の中央部に位置していることもあり、「美味い
海の幸」を語るには絶好の地である。では何故、北陸の魚が美味いのか?その答えは、陸上と海
底の地形、そして水の流れと水塊構造に見いだすことができる。

地形や水などの自然環境はそこに棲む魚介類を育み、さらに、そこに暮らす人間の営み、つまり文化にも強く影響を与える。長い月日をかけて、これらの要素が入り混じって醸成されたのが、北陸の海の幸だといえる。

稲村 修(いなむら おさむ)
魚津水族館学芸員

魚津市教育委員会生涯学習課文化係長を経て魚津水族館勤務。専門分野は魚類学、環境科学
日本魚類学会、富山県生態研究会、富山県生物学会所属
主な著書に「富山の川と湖の魚たち」(共著)、「氷見のさかな」(共著)、「ほたるいかのはなし」がある。

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