立山登山体験記 後編
11:09 三ノ越 到着
ここから更に道は険しくなり、頂上への道は大小の石や岩が堆積した斜面になります。
一ノ越から山頂までの登山道は、一ノ越、二ノ越、三ノ越、四ノ越、五ノ越に区切られ、五ノ越が山頂です。各所に小さな祠が祀られています。
※浮き石や、落石などに注意
12:10 雄山山頂 到着 (標高3,003m)
立山は、3つの山を総称した呼び名で、それぞれ雄山[おやま](3,003m)、大汝山[おおなんじやま](3,015m)、富士ノ折立[ふじのおりたて](2,999m)から成り立っています。
雄山頂上には雄山神社峰本社があり、ここからは360度の展望が楽しめます。ただし、標高が高く空気も薄くなるので注意が必要です。
景色を見ながら昼食をとった。昼食はおにぎり&パン&カップラーメン(ガスバーナーでお湯を沸かす)、食後に温かいコーヒーで一服。この日は一日中曇りで終日ガスがかかり、キレイな景色はあまり見えなかった。写真は一瞬の晴れ間が見えたときに撮影した。
<雄山神社峰本社> <写真奥に見えるのが剱岳> 映画『剱岳 点の記』の影響か登山者の注目を集めていた <イワヒバリ> |
<雄山神社峰本社の入り口ゲート> (500円必要) <雄山神社峰本社に入るときにもらえた記念品> |
雄山神社は石階を段数段登ったところにある。この日はたくさんの登山者だったので人数制限があった。雄山神社峰本社にあがったところのお宮で、宮司さんにお祓いをしてもらい、お神酒をいただく。本当かどうかはわからないが、宮司さんは立山山頂で寝泊りしているとか。
13:20 下山開始
足元に注意しながら黙々と下山。帰りは、登りよりも自然とハイペースになります。
15:47 室堂 到着
全国名水百選に選ばれた「玉殿の湧水(たてやまたまどののゆうすい)」。室堂ターミナル前の広場にあり、水温は2~5℃と冷たい。
ほのかに甘みを感じるまろやか水。
<みくりが池> 室堂を代表する風景のみくりが池と雄山 6月までは雪で覆われる 散策道の脇には、高山植物などの解説がされている |
[室堂駅]で、お土産「星の雫」ロイヤルミルクティー味を購入。 アーモンドの上にフワリとした口どけのパウダーでコーティングされたお菓子。 かなりおいしい。試食もできる。
室堂までは、ケーブルカーとバスで行くので、年配の方や小さなお子さんでも室堂周辺の散策を気軽に楽しむことができると思った。
景色がとても雄大で、野鳥や高山植物も見ることができ、自然を大いに満喫した1日だった。
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