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たった10種類だけの無限「雲の名前を覚えよう。」

村井昭夫=写真と文 ◎気象予報士

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10種雲形―雲の種類は実はこれだけ

5高層雲(こうそううん)

高層雲(こうそううん)

空を一様に薄灰色または乳白色に覆う雲です。
この雲を通して太陽はすりガラスを通したようにぼんやりとして見え、空が平坦に一様な色になります。
雲の中では比較的地味な存在。写真は小矢部市で撮影しました。

6乱層雲(らんそううん)

乱層雲(らんそううん)

長い時間雨を降らせることから「あま雲」と呼ばれます。
厚い雲なのでこの雲に覆われると、街は何となく暗く、陰気な雰囲気になります。
9月の中旬から10月初旬にかけて、この雲が主役の雨の長く続く秋雨の季節がやってきます。

7積雲(せきうん)

積雲(せきうん)

雲の代表選手。雲と言えばまずこの雲を思い出す人がほとんどだと思います。
青空にぽっかり浮かぶこの雲をみて、綿菓子やシュークリームを思い浮かべたことがあるのではないでしょうか。
夏の間は背が高く発達していた積雲も、秋になって日差しが弱まるとともに、鏡餅のように平べったいものが多くなります。

8層積雲(そうせきうん)

層積雲(そうせきうん)

曇り空を演出する雲で「くもり雲」、「まだら雲」とも呼ばれます。やや厚めの固まり状の雲が隙間なく集まっています。
一年中よく見られ、厚ぼったい雲がたくさん空を埋めて曇っているときはだいたいこの雲だと考えて良いでしょう。

9層雲(そううん)

層雲(そううん)

雲の仲間のなかでは一番低い所にできる雲です。
地表に接することも多く、ちょっとした小高い山なら全体を隠すように覆ってしまいます。
山登りなどで霧の中にいるようなときは、外から見ればこの雲が山を被っていることもあります。
白峰や尾口など山沿いに住んでいる人たちにとってはおなじみの雲かもしれません。

10積乱雲(せきらんうん)

積乱雲(せきらんうん)

ご存じ「入道雲」と言われる雲です。
大変背の高い巨大な雲で、太平洋側では夏にこの雲で雷や夕立ちが起こりますが、私たち日本海側に住む者にとっては晩秋から初冬にかけてあられや雹とともに雷を起こす雲と言った方がわかりやすいかもしれません。
背が高く厚いので、この雲が頭上に来るとまるで日が暮れたように暗くなり、大粒の雨が降ってくることになります。

雲の写真を撮りたい!デジカメでの撮影アドバイス

ちょっとしたテクニックで、コンパクトカメラでもで雲の写真が上手に撮影できます。

まず、写真の一部に地上の景色を入れてみましょう。木や建物の屋根や電柱でもかまいません。
そうすると遠近感がでて雲の大きさがわかる写真になります。

太陽の近くの雲はもっともデジカメが苦手とするところ。できれば太陽とは逆向きの雲がいいのですが、
太陽の近くの雲を撮影するときには建物や木で太陽を隠して撮影するときれいに写すことができます。

そして、「数打ちゃあたる」で何枚も縦横や構図をかえて撮影しておきます。
デジカメの最大の利点で、あとからじっくりいい写真を選び、余計なものは捨ててしまえばいのです。

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