ホーム > おでかけガイド > たった10種類だけの無限「雲の名前を覚えよう。」

村井昭夫=写真と文 ◎気象予報士

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変種副変種―覚えやすい名前の変わった雲

10種雲形をさらにその形や並び方で細かく仲間分けしています。
これらは見たままの形の名前がついていますのでとても覚えやすいです。ここでは代表的な雲を紹介します。

波状雲

さざ波のように縞模様に波立って見える雲です。
下層と上層の空気の流れる速さや向きが違うときにできます。雲の中の一部が波状になっていることはよく見かけますが、たまに写真のように空いっぱいの雲が全て波状になっていることもあり、このときの様子は壮観です。

乳房雲

雲の底(雲底と言います)が牛の乳房のように下向きに盛り上がっている雲です。
巻雲や巻積雲などの高いところにできる雲にもできます。
写真は層積雲の乳房雲です。

レンズ雲

上空の空気の流れが速いときや、気流が山などにぶつかってできることが多い雲です。
まるで空飛ぶ円盤のような形をしていますが、地形性の雲(笠雲とも言います)の場合は動かないでずっと同じ場所にあります。

蜂の巣状雲

まるで蜂の巣か網の目のように穴のたくさん開いた雲です。下降気流がある所にできるため天気が良くなる兆しと言われています。形があっという間に変わって崩れていきます。

尾流雲

雲からしっぽが生えているように見える雲です。
このしっぽは雲から落ちる雨などでできていますが、落ちて来る途中に蒸発して消えてなくなっている状態です。写真は層積雲の尾流雲ですが、このほかにも巻積雲や高積雲などでも見られます。

むらい・あきお◎1961年金沢市生まれ。気象予報士、日本雪氷学会・日本気象学会会員、2007年日本雪氷学会北信越支部雪氷技術賞受賞。北見工業大学システム工学専攻博士後期課程に社会人入学し、現在は北見と金沢を行き来している。
HP: http://www1.linkclub.or.jp/~kinoko/
ブログ: http://blogs.yahoo.co.jp/akinokos

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