黄金期の浮世絵 歌麿とその時代展 -美人画と役者絵
2021年07月31日[土] ~09月12日[日]
このイベントは終了しました
江戸時代の天明・寛政期(1781~1801)は、錦絵が最も華やかに展開した時代で、浮世絵の黄金期とも呼ばれます。その黄金期を代表する絵師の一人が、美人画で一世を風靡した喜多川歌麿(1753?~1806)です。歌麿は背景に雲母摺を施した豪華な錦絵や、女性の顔をクローズアップして表情を豊かに表現した「美人大首絵」で注目を集め、繊細な描写による美しい仕草や、粋でオシャレな出で立ちの女性像は、たちまち大人気となりました。
また、同時期に美人画と並び人気を博したのが役者絵です。役者の一瞬の表情を大胆に捉えた東洲斎写楽(生没年不詳)や、歌舞伎ファンの理想をかなえた歌川豊国(1769~1825)らの役者絵は、今でいう人気タレントのブロマイドとして、庶民がこぞって買い求めました。
本展では、第1章《歌麿とその弟子たち》、第2章《栄之とその門人》、第3章《美人画の流れ-黄金期の浮世絵 天明・寛政期を中心として》、第4章《美人画の流れ-爛熟の化政文化 文化・文政期を中心として》、第5章《役者絵》、第6章《肉筆画》の6章構成で、歌麿とその弟子をはじめ、鳥居清長や烏文斎栄之、謎の絵師・写楽、勝川春章ら勝川派や豊国率いる歌川派など、個性豊かな浮世絵師らによる美人画と役者絵に、肉筆画を含めた135点を一堂に展覧します。
開催日 | 2021年07月31日[土] ~09月12日[日] ※会期中無休 | ||||
---|---|---|---|---|---|
開催時間 | 09時00分~17時00分 ( 入館は16時30分まで ) | ||||
主催 | 石川県七尾美術館 | ||||
対象 | どなたでも | ||||
参加費 | 観覧料 一般800円(700円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料 ※( )は20名以上の団体料金 ※「国民の祝日」は70歳以上の方は団体割引になります。 |
||||
申し込み | 不要 | ||||
お問い合わせ | 石川県七尾美術館 〒926-0855 石川県 七尾市 小丸山台1丁目1番地 TEL:0767-53-1500 FAX:0767-53-6262
|