2020年11月28日[土]　～01月31日[日]　

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堀川敬周筆《漁樵図屏風》（1844年／二曲一隻）高岡市立博物館蔵

　このたび、館蔵品展「高岡ゆかりの屏風」で展示することができなかった堀川敬周筆の二点の《漁(ぎょ)樵(しょう)図(ず)屏風》（共に二曲一隻）を展示します。「漁樵図」とは、漁夫と樵（木こり）を描いたもので、大自然を友に悠々と生きる両者が互いの天分について語り合う中国の詩「漁樵問答」に基づいた人気の画題です。高岡初の町絵師であった敬周は山水花鳥や人物、風物などあらゆる画題を求めに応じて描きました。ですから天神図や恵比寿図など人気の画題は複数点あります。
本展示コーナーでは、屏風型式になっている人気画題の一つ「漁樵図」を二点展示・紹介します。