黄柏(オウバク)
ミヤマカラスアゲハが産卵している樹をよく見ると、多数の丸い実がなっているミカン科のキハダであった。樹皮を除いた内皮は黄色く、生薬名は黄柏(黄檗)。黄連(オウレン)と同様にベルベリンを含み、すぐれた苦味健胃整腸剤として消化を助け、腸内殺菌の効果を示す。また、外用消炎薬としても用いられる。
ミヤマカラスアゲハが産卵している樹をよく見ると、多数の丸い実がなっているミカン科のキハダであった。樹皮を除いた内皮は黄色く、生薬名は黄柏(黄檗)。黄連(オウレン)と同様にベルベリンを含み、すぐれた苦味健胃整腸剤として消化を助け、腸内殺菌の効果を示す。また、外用消炎薬としても用いられる。