自然人 第53号
神々の山にまつわるロマン「白山開山1300年」
世界有数の豪雪地帯である白山は、山麓の四方を潤し、水を司る神として古くから崇められてきました。白山は養老元年(717)、越前生まれの修行僧・泰澄が開山したと言われており、今年で開山1300年を迎えます。今回の特集では、人々の心をとらえて離さない白山の存在を、さまざまな視点から紹介しています。1300年の節目に、白山の魅力を見つめなおしてみませんか?
- 白山を撮ること、ただそれだけ 木村 芳文
- 「越のしらやま」が見える場所を探して 曽我 隆行
- 開山1300年に秘めた、山岳信仰の歴史と白山 小阪 大
- 白山開山伝承を考える 栂 典雅
- 白山の神々しさを科学する 吉澤 康暢
- 憧れの禅定道を歩いてみる 乾 靖
- Interview 白峰で生きた人々の暮らしと知恵を知る
白山ろく民俗資料館 山口 一男 館長 - 遥かなり白山“五箇山、黎明の証”を求めて 山崎 友紀恵
- 白山への巡礼者でにぎわった石徹白を旅する 鈴木 雅士
- Interview 次の1300年に引き継ぐべきありがたい存在
白山比咩神社 村山 和臣 宮司 - 1300年記念に白山比咩神社へ
- 白山開山1300年インフォメーション
表紙写真/ハクサンコザクラ群落(写真提供/木村 芳文)
- 里山のいのちの営み 森 勝彦
写真家・森勝彦さんが、フィールドを里山に移して、さまざまないのちの営みを撮りおろします。撮影時のエピソードなどをつづったエッセイと合わせ、独自のカメラアイでとらえた里山の四季を紹介しています。
- 悠久の大地の物語
八尾の貝類化石 吉澤 康暢北陸各地にある景勝地や名勝地には、その独特の地形に大地の生い立ちの様子を今に伝える痕跡がたくさん残されています。印象深いこれらの風景が誕生した不思議に思いを馳せながらの名所案内を毎号掲載しています。
- レッツ・エコライフ エコ食育
風土フードの「生姜」を味わおう
青海 万里子・椿下 佳子その産地のものを旬の時期に食べることを「旬産旬食」と言い、体に良くて地球環境にもやさしく、地域の農業を復興させる効果もあります。毎回、その季節にあった食材と料理を紹介します。
- 近江町市場から魚食文化の魅力発信を
- 奇想天外! 身近な自然
アリ世界の詐欺師/大河原 恭祐 - 自然人編集部が見つけた 北陸の逸品
オクトスの帆布ショルダーバッグ - 自然人あんぐる
アメンボ/小幡 英典
オイカワ/松田 隆喜
セトヤナギスブタ/川住 清貴
イシモズク/池森 貴彦
積雲列/村井 昭夫 - NATURE-HUNT
ハチ/栂 典雅 - 巨樹をめぐる
石川県珠洲市エリア/石川県巨樹の会
- 『工芸』という宇宙。は続く
お盆の効能/山崎 達文 - ○○で考えた。
城跡で・能登の里山で・雄島で・野鳥調査で - ちょっと軽井沢へ ~ピッキオで自然と遊ぶ~
“町獣”ニホンリス - 編集部が選ぶこの一枚
- 読者と自然人をつなぐページ We Love 自然人
- 自然人的な北陸
- 2017年6月~2017年8月 夏
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