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富山市科学博物館

富山の豊かな自然の魅力を科学の視点で学ぶ

富山市科学博物館は、日常生活の場面で触れる身近な富山の自然から、科学の面白さを学ぶ施設です。

空間をフル活用した分かりやすい展示・解説が充実しており、実際に動かして自然現象を疑似体験する装置など、好奇心がくすぐられる仕掛けも満載です。

テーマはフロアごとに「時間」、「空間」、「宇宙」への旅と区切られています。館内を1周するだけで、数億年もの時間の流れや、標高差4,000mの空間の繋がり、さらにはプラネタリウムではるかな宇宙の旅も体験できます。

富山の自然の魅力がぎっしりと詰まった富山市科学博物館の、展示内容の一部をご紹介します。

とやま・時間のたび

大昔の富山はどんな様子で、どんな生物がいたのか。また、富山を代表する地形の立山連峰や呉羽丘陵はいつどのようにできたのか。岩石や化石標本をもとに年代別に展示、解説しています。
部屋の奥では動く恐竜の模型、ティラノサウルスの「ティラちゃん」が出迎えてくれます。

とやま・空間のたび

立山の山岳地帯から富山湾の深海まで、標高差4,000mの間で多様な表情を見せる富山の自然と、そこに住む人々の暮らしを紹介します。

高山

3,000m級の山々が連なる立山連峰を舞台に、厳しい環境で暮らすライチョウやオコジョなど、高山の生物のジオラマが展示されています。
また、極寒の環境でしか見られないダイヤモンドダストや、秒速15mの強風を発生させる装置で高山の厳しい環境を体験できます。

急流河川

日本屈指の急流河川である常願寺川。源流から河口までを撮影して繋げた衛星写真を展示しており、急流がどのように命を育んできたか、また富山の人々はこの急流をどのように利用してきたのかを解説しています。

海ゾーンの目玉はなんといってもツチクジラの骨格標本。全長は10mにものぼり、大迫力の姿で来館者を圧倒します。また、北陸の食卓を彩る多種多様な魚介類を育む「おいしい富山湾」の秘密も解説しています。

今回紹介した展示の他にも、「ここは民俗博物館?」と思うような囲炉裏の古民家や里山の民具が展示されたコーナーでは、人々の生活が自然と密接につながっていることが分かります。
また、3階にはプラネタリウムがあり、遥かかなたの宇宙の神秘を、きれいな映像とともに体験できます。

ぜひこの機会に足を運んで、富山の豊かな自然を間近で体感してみてください。

問い合わせ先

富山市科学博物館

住所 富山県富山市中野町1-8-31 城南公園内
電話 076-491-2123
開館時間 9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日 年末年始(12月28日~1月4日)、臨時休館日あり
料金 大人520円、高校生以下無料、
20名以上の団体は410円
※入場券には1回分のプラネタリウム鑑賞券が含まれます。
※その他各種割引あり

※掲載情報は2018年6月21日のものです。

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