国指定重要文化財・菅野家住宅
御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町と続く山町筋は、旧北陸道に沿った商人町として栄えたところ。しかし明治33年(1900)には大火でその多くが焼失し、その後、明治から昭和初期にかけて、防火建築として優れた土蔵造りの商家に建て直されて、今のような重厚な町並みが出来上がったそうです(国の重要伝統的建造物群保存地区に選定)。「高岡市土蔵造りのまち資料館」(旧室崎家住宅)では、山町筋の町の形成や土蔵造りの成り立ちなどを紹介し、建物内部の見学もできます。
写真は国指定重要文化財・菅野家住宅で、高岡の土蔵造りを代表するもの(一部見学可)。
なお、菅野家の隣には2005年8月にオープンした山町茶屋があり、甘味や喫茶を楽しむことができます。