五箇山・塩硝の館(外観)
世界文化遺産・菅沼合掌集落にある「塩硝の館」館内。
五箇山の合掌造りでは養蚕、焔硝(火薬)作り、和紙作が盛んでした。
加賀藩は幕府に隠れて焔硝をつくり、それを偽るために「塩硝」と記したとも言われます。五石山合戦(1570~1580年)の時はすでに五箇山で塩硝を作っていたとする記録もあり、鉄砲が伝来してからわずか30年も経たない時にすでに塩硝作りが行われていたようです。
そんな歴史や塩硝の作り方、どうやって加賀へ運んだかなどを詳しく展示するのが「塩硝の館」です。