大石芳野写真展「戦世をこえて」
2023年06月11日[日] ~08月20日[日]
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清水ツル子の被爆した指(広島 1984年)
戦争後を見つめるドキュメンタリーを手がけ、約半世紀にわたりベトナム、カンボジア、アウシュビッツ、そして広島、長崎、沖縄・・・など、とりわけ戦争の悲劇に襲われた地の撮影を続ける写真家・大石芳野。その取材はベトナム戦争後に子ども時代を送った人、治療を続ける広島、長崎の被爆者など、彼らの表情に眼差しとレンズを向け、いつも寄り添います。現場の記憶を紡ぐごとく、精力的に取材し撮影してきた作品群は共通して「終わらない戦争」という強いメッセージを私たちに届けます。この夏、写真家・大石芳野がこれまで発表してきた渾身のシリーズを一堂に展示し、戦争とは何か、平和とは何かを問いかけます。
<大石芳野プロフィール>
東京都出身。日本大学藝術学部写真学科卒。
2004年世界平和アピール七人委員会委員。
現在の研究課題は、『フォトジャーナリズムの変遷と動向』・『フォトジャーナリズムから見た戦争と平和における民衆』。人々の生活が戦争や紛争で妨げられて命を奪われている惨状を世界に伝えている。著作に「沖縄に活きる」「沖縄若夏の記憶」「それでも笑みを」「HIROSHIMA半世紀の肖像」「カンボジア苦界転生」「ベトナム凜と」「夜と霧は今」「子ども戦世のなかで」「隠岐の国」「福島FUKUSHIMA土と生きる」「戦争は終わっても終わらない」「戦禍の記憶」「長崎の痕」、最新書「わたしの心のレンズ現場の記憶を紡ぐ」(2022年)他。日本写真協会年度賞(1982年)、芸術選奨新人賞(1994年)、土門拳賞(2001年)、紫綬褒章(2007年)、日藝賞(2008年)を受賞。
開催日 | 2023年06月11日[日] ~08月20日[日] 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) | ||||
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開催時間 | 09時00分~17時00分 ( 入館は16:30まで ) | ||||
主催 | ミュゼふくおかカメラ館 | ||||
対象 | どなたでも | ||||
参加費 | 一般800円 高校・大学生400円 中学生以下無料 ※土・日・祝日は高校生無料 ※65歳以上は640円(免許証等をご提示ください) ※祖父母と孫が一緒なら入館料無料 (祖父母は高岡市、富山市、砺波市、小矢部市、南砺市、射水市、氷見市、滑川市、舟橋村、上市町、立山町、魚津市、黒部市、入善町にお住まいの方) ※リピーターは100円割引(過去にカメラ館で鑑賞したチケットの半券を提示された、一般の方が対象) ※上記の割引は併用できません |
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申し込み | 不要 | ||||
お問い合わせ | ミュゼふくおかカメラ館 〒939-0117 富山県 高岡市 福岡町福岡新559 TEL:0766-64-0550 FAX:0766-64-0551
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