ホーム > おでかけガイド > 北陸のさくら-桜の花見ガイド > 【バフのさくら図鑑】大島桜

大島桜


花の時期はソメイヨシノとほぼ同じ。ソメイヨシノと違い、花と一緒に葉も出るため、
ソメイヨシノのような絢爛さはないが、味わい深いサクラだと思う(写真は石川県樹木公園)

オオシマザクラは伊豆諸島などに多く分布する野生種で、北陸地方にあるものは人が植樹したものか逸出したもののみ。さまざまな園芸品種を生み出したサクラとしても知られており、ソメイヨシノもそのひとつです。

このサクラにはクマリンという芳香成分が多く含まれ、その葉を塩漬けにしたものが桜餅などに使われます。そのため、伊豆半島の松崎町では和菓子用の桜葉の生産が盛んで、葉っぱを収穫するための桜畑があちこちで見られます。松崎町はさすが産地だけに、この桜葉2枚で餡入りの餅をくるんだ桜葉餅という名物があり、甘みの強い餡と桜葉の塩味が絶妙なハーモニーをかもし出しています。

ちなみに、桜茶に入っている塩漬けの花はカンザンという八重桜の品種です。

クマリンは塩漬け等にしないと匂いを発しませんが、オオシマザクラの木は他のサクラよりもそもそも香りが強い気がします。自生ではありませんが、石川県の樹木公園や富山県の高岡古城公園などにも植えられておりますので、お花見の際には、ぜひ、その芳香を楽しんでみてください。


「桜餅」といっても大きく分けて2種類があることをご存知でしょうか?
右の「長命寺」と言われるものが東日本、左の「道明寺」と言われるものが
西日本を中心に「桜餅」として親しまれています。
ちなみにその境目にあたる北陸では、両方が混在しており、店によって桜餅は異なっています

※自然人ブログより転載。内容は2010年3月現在のものです。

おすすめ商品

ページの先頭へ

自然人Facebook