疲れも吹き飛ぶ 富山県の日帰り温泉ガイド

黒薙温泉旅館

泉質 弱アルカリ性単純温泉(低張性・高温泉)
効能 神経痛・筋肉痛・五十肩・関節痛・運動麻痺・打ち身・慢性消化器病 ・痔病・冷え性・その他
入浴料 大人500円 小人250円
営業時間 9時〜16時(毎年4月下旬〜11月23日頃まで)
休館日 冬期休業 (冬期休業中問い合わせ/9時〜16時30分まで)
近くの観光地 黒部峡谷
住所 富山県黒部市黒薙
お問い合わせ 0765(62)1802 ホームページ

Dr.若井の温泉レビュー ※記載内容は取材時のものです。

 黒薙温泉といえば、全国的にも有名ですね。トロッコ列車でしかいけないという、個性的なアプローチ方法といい、あたりに旅館以外なにもないというロケーションは話題にのぼりやすく、テレビの旅番組でも頻繁に紹介されています。

 

 テレビを見ては何度も行った気持ちになっていましたが、実はここははじめて
でした。

 黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に揺られて、さらに駅から20分ほどの山道を歩かないと辿り付けないという、テレビ番組なら面白いシチュエーションも、いざ自分が行くとなると、ちょっと考えてしまいますね。

 

 でも、身近なところで俗世間から逃避したいなぁって気持ちになったら、ここは良いかもしれない……。ある日そんな気分になって、気がついたら宇奈月駅に立っていた(まあ、それはちょっとオーバーですが)。

 

  さすが行楽シーズン真っ盛りの連休とあって、駅は人また人。一番安い普通車両は「1時間30分待ちです」といわれて、仕方なく特別料金を払って特別車両に乗り込みました。

  「特別」といわれても、窓ガラスがあるかないか、背もたれがあるかないかくらいに違いしかなく、ど〜でもいい特別扱いですが、追加料金360円也なのでそんなものでしょうか……。

 

 トロッコは欅平まで行きますが、黒薙温泉は途中の黒薙駅で下車となります。

 そこから、コンクリートで整備された遊歩道風の山道で温泉へ向かいます。

 整備はされていますが急な階段が続く道。片側は目も眩む断崖絶壁だったりして、ちょっと恐い……。

 

 だらだらと階段を下って川のせせらぎの音が大きく聞こえるようになると、ようやく黒薙温泉旅館へ到着します。

 テレビで良く見る、昔ながらの山のいで湯の湯宿の構え。入浴をお願いすると、とても愛想良く、露天風呂やうち湯の説明をしてくださいました。

 

 これだけ有名になると、普通はちょっと天狗になって、応対がいい加減になったり、不相応な料金をとるようになったりして、がっかり……、何てところが多いのですが、ここはまったくそんな気配がないことにむしろ驚きます。今でも自炊があるし、食事つきの宿泊料金もきわめて良心的です。

 

 風呂は男女別の内湯と女性専用の露天風呂、それからちょっと離れたところに、混浴の大露天風呂があります。

 泉質は弱アルカリ性単純温泉(低張性高温泉)。湯量は宿の公式サイトによると毎分2000リットルとあります。半端じゃない湯量ですが、ここは下流の宇奈月温泉の源泉でもありますから、思わず、ウナヅキますネ(笑)。

 

 うち湯は掃除中とのことで混浴の大露天風呂へ。

 入ってびっくり、単純温泉なのにかなりはっきりとした硫黄臭がします。そして肌もツルツルしてきて、お湯の良さをすぐに実感できます。

 

 さて、混浴と聞くと色めき立つ人もいますが、女性が入っているとさすがにおっぴろげるわけにもいかず……。私はどうも落ち着かないので、正直あんまり好きではありません。ホント。

 そんな正直者への神様のいたずらか、どうも混浴では若い女性に出くわすことが多いんです……。その都度、目のやり場に困ってしまい、ヘンな汗をかきます(汗)。
ここでも若いカップルが入っておりました。仲睦まじく……。それは良いんですけど、おもむろに彼女の写真を撮りはじめた彼氏。オイオイ、まさかそのフレームに俺は入ってないだろうなぁ。。。

 

 お湯は良いし、渓流沿いにあり、覆いかぶさるように繁茂する緑に囲まれて心が落ち着きます。カップルさえ来なければ……(笑)。

(取材:2007年 若井)

※情報内容は変更されることがあります。おでかけの前に施設へご確認ください。

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