
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉 |
|---|---|
| 効能 | 神経痛、筋肉痛、五十肩、関節痛、運動麻痺など |
| 入浴料 | 大人600円 小人300円 |
| 営業時間 | 10時30分〜21時 |
| 休館日 | 火曜日(祝日の場合は翌日) |
| 近くの観光地 | 五箇山・菅沼合掌集落 |
| 住所 | 富山県南砺市上平細島1098 |
| お問い合わせ | 0763(67)3968 ホームページ(れすとらんくろば) |
Dr.若井の温泉レビュー ※記載内容は取材時のものです。
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』(フランス語版)の中で、「五箇山」が白川郷と共に最高峰の三つ星を獲得しました。
五箇山のある富山県といえば、今やアカデミー賞の話題で持ちきりですね。受賞作「おくりびと」の滝田洋二郎監督は高岡市出身、作品のもととなった小説を書かれた青木新門さんは富山市在住と、2009年は何かとインターナショナルで注目された年でした。
先のミシュラン三つ星もアカデミー賞も、「日本(人)らしさ」が高い評価をされたといえるのではないでしょうか。「グローバル化」の号令のもとに日本人が忘れ去ってしまいつつある日本の伝統や文化を、海外が評価したといえます。
そんな「日本人らしさ」を培ってきた一つに、「公衆浴場」の存在は大きいのではないかと感じます。
世界的に見れば、古代ローマのカラカラ浴場などはよく知られていますが、老若男女に愛され、日本ほどくらしの中に溶け込んでいる国はないでしょう。
そして、ほとんどの家庭に風呂がある今でも、形態は変わっても銭湯や温泉浴場など、それは全国に星の数ほどありますね。これは「入浴」という機能以上のものを日本人が求めていることに他なりません。さらに、温泉にこれほどまで情熱を傾ける民族も他にはありませんね。
さて、今回はミシュランのガイドブックを見て五箇山にやってきた外国人の方にもお勧めしたい、そんな温泉です。
旧上平村、世界文化遺産に登録された菅沼合掌集落のすぐ近くにある「くろば温泉」がそれ。ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉のかすかに白くにごったクセのないお湯で、内風呂のほか、屋根付きの露天風呂、サウナなど、日本人ならではの裸の付き合いをするには申し分のない設備が揃っています。
ダム湖の湖畔に建ち、露天風呂からは湖と対岸の山々を一望でき、湖面をわたる風がほてった体を心地よくクールダウンしてくれます。
風呂だけじゃありません。風呂上りには、これまた日本ならではの畳敷きの大広間でくつろげます。そしてさらに、2階には五箇山の郷土料理が食べられる「れすとらんくろば」もあって、体も心も、胃袋さえも「日本らしさ」で満たしてくれるでしょう。
もちろんここは、日本人に日本人らしさを取り戻していただく上でもおすすめですよ。
(若井)
※情報内容は変更されることがあります。おでかけの前に施設へご確認ください。
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