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疲れも吹き飛ぶ 石川県の日帰り温泉ガイド

湯桶板ヶ谷温泉 銭がめ

泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)
効能 慢性婦人病・神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・痔疾・慢性消化器病・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・動脈硬化症・きりきず・やけど・虚弱児童・慢性皮膚病
入浴料 500円 ※回数券あり
営業時間 11:00~21:00
休館日 月曜日 ※祝日の場合は営業
近くの観光地 金沢湯涌江戸村、竹久夢二記念館
住所 石川県金沢市板ヶ谷町イ-50
お問い合わせ 076(235)1426  ホームページ

Dr.若井の温泉レビュー ※記載内容は取材時のものです。

金沢市内といっても思いっきり山の中にある温泉

 金沢の温泉といったら「湯涌温泉」が一番有名でしょうね。歴史はとても古く、開湯1300年。名泉としても名高く、大正の初めにドイツで開かれた万国鉱泉博覧会には、当時の内務省の推薦により「日本の名泉」として出展されたそうです。
 さらに、美人画でも知られる大正の詩人、竹久夢二が愛する女性彦乃と至福の日々を過ごした温泉としても知られていますね。
 湯涌温泉は10軒ほど旅館が連なる、金沢市内といっても山間部にある長閑な温泉地。これより奥には山しかないような気がしますが、さらに山の中に入り、すこし進むとこつ然と重厚感のある立派な木造の建物が現れます。今回紹介するのは、ここに湧く温泉です。

 正式には「湯桶板ヶ谷温泉」というらしいけど、「銭がめ」というその宿の名前をとって「銭がめ温泉」と呼んだほうが通りがいいかもしれません。
 江戸時代から三百年、庄屋屋敷だった欅造りの本館は、前田藩主が鷹狩りの休憩所としても使用していたとか。ふんだんにある山の幸を活かした料理自慢の宿(食事処としても利用できる)ですが、ここのもうひとつの自慢が温泉の良さです。500円という良心的な価格で入浴のみもOKなのがうれしい(1万円で28回分という格安な回数券もある)。
 泉質は湯涌温泉に近いナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉)で、加水も加温もしていない混じりっけなしの温泉。循環ろ過もしていないようで、お湯のヘタリ感はまったくありません。
 皮膚病やアトピーにいいそうで、わざわざ遠方から通ってくる方もいると、同浴の常連さんに教えていただきました。
 その御仁いわく、「お湯の傾向としては湯涌の下の曲水温泉や、白山麓の杉の子温泉に近い」とのこと。県内の温泉をかなり回っているようですが、そんな中でもこの銭がめ温泉はけっこうお気に入りみたい。

 浴場は男女2ヵ所のみで露天風呂はありません。それほど大きくはありませんが、古代桧を使った浴槽に温泉があふれ、大きくとった窓からは里山の景色が一幅の絵のように見渡せて、閉塞感はまったくありません。

 でも、窓が開かないために、訪れた日が梅雨時の蒸し暑い日だったため、浴室はスチームサウナのような暑さで閉口しました(窓上に換気口がありましたが、開いていたかどうか)。

 しかもこの温泉、じんわりと体を温めて湯冷めがし難いらしく、途中で水シャワーを浴びて体を冷ましても効果が少なく、いつもは1時間以上の長湯をする私でも、さすがに早々にあがることにしました。

 先の常連さんは、一旦脱衣所の扇風機で体を十分冷やしてからもう一度入るとか。さすがです。

 逆に冬はあったかくていいだろうなぁと思えば、加温していないためかお湯はぬるく感じて、温まるまで時間がかかるとか。まあ、大きなガラス窓から里山の雪景色が眺められるのであれば、むしろ長湯ができていいかもしれませんね。
 でも、一旦温まると湯冷めしにくいので真冬でも車の窓を開けて帰れるそうです。

 さて、浴後にお土産コーナーで評判のご当地サイダー「金沢湯涌サイダー 柚子小町」を発見! 夢二のラベルがとってもおしゃれですが、のどが渇き、これをラッパ飲みする自分の姿を想像したら、背筋に寒いものを感じて、ペットボトルのお茶を購入しました(笑)。

(2010年7月 若井)

※情報内容は変更されることがありますので、おでかけの前にご確認ください。

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