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疲れも吹き飛ぶ 石川県の日帰り温泉ガイド

真脇ポーレポーレ「真脇温泉」(旧:縄文真脇温泉)

泉質 ナトリウム-塩化物強塩泉(アルカリ性高張性高塩泉)
効能 きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病 など
入浴料 大人460円 小学生250円 3歳以上150円 3歳未満無料
営業時間 13:00~22:00 ※受付は営業終了30分前まで
休館日 なし
近くの観光地 真脇遺跡縄文館、能登海洋ふれあいセンター、九十九湾
住所 石川県鳳珠郡能登町字真脇19字110番地
お問い合わせ 0768(62)4700 ホームページ

Dr.若井の温泉レビュー ※記載内容は取材時のものです。

 「縄文真脇温泉」。長ったらしい、いかにも観光客へのウケをねらったそのネーミング、「ああ、平成の町おこしブームでできた温泉だろうな」って思い、なんとなく期待薄となります。

 

 ところがこの温泉は良い意味で期待を思いっきり裏切ってくれました。

 

 まずは建物。男性と女性をシンボライズしたというユニークな外観。どうシンボライズしたのか? なんとなくわかるような、わからないような感じですが、「ここはなんか面白そう」と期待を高めてくれる効果絶大!

 岩と瓦を使い、曲線を生かした女性らしい建物の「いらかの湯」と、あすなろの木をふんだんに使って、天に向かうような力強い、男性的な「あすなろの湯」と、二つの風呂があり、週替わりで男女入れ替えになるんです。

 以前からこの温泉を紹介しようと思っていたんですが、事情があって紹介できませんでした。それは何かというと、ここは何度も訪ねているんですが、今まで一度も「いらかの湯」には入ったことがなかったんです。これだけ、両方の風呂の個性を強調されてしまうと、片方のみではどうもレポートが成立しにくい。

 何度行っても、「どうだ!」って感じの立派な塔が建つ「あすなろの湯」ばかり……。この確率はある意味奇跡的です。

 入れないとなるとますます「いらかの湯」が神秘的なベールに包まれてきます。自分が女性のシンボルには縁遠いのか、はたまた男性に好かれるタイプなのか……。

 

 そんな諦めかけていたある夏の日。娘と二人で出かけた帰りにふらっと立ち寄ると、なんと、「いらかの湯」に男の暖簾がかかっているではありませんか! 娘を連れて行ったことで功を奏したのでしょう。

 ついに念願かなって、「いらかの湯」への入浴を果たしましたので、満を持して縄文真脇温泉の紹介記事を書くことができます。

 

 ユニークな外観に高められた期待感をさらに高めてくれるのが、とにかくいろいろな浴槽があるところです。「いらかの湯」などは、「ええっ、こんなところにも風呂があるの?」みたいな発見もあります。探検気分を味わえるといいましょうか。一方の何度も入った「あすなろの湯」は、昔懐かしい木造校舎の中に温泉があるみたいな、なんともノスタルジックな雰囲気が漂っています。

 このどちらの湯にも広くて大胆な露天風呂(胃腸の湯・漁火の湯など)が設置されており、美しい自然を眺めながらゆうゆう、ゆったり気分が満喫できます。しかも、広い敷地の中にさらに露天風呂がいくつかあって、これをハシゴするには裸でうろうろしなければなりません。ところが、裸で歩くのは意外と気持ち良いんですよね。これがまた、心を解放してくれる効果もあったりします(2009年8月に訪れた時は一部の浴槽がクローズされていました)。

 

 注意しなければいけないのはここの泉質。ナトリウム-塩化物強塩泉(アルカリ性高張性高塩泉)で、お湯の成分が強いため特定に浴槽以外は水で割っているそうです。源泉そのままの浴槽で長湯をすると、湯あたりしますので十分ご注意を。まあ、それだけ効くってことでもありますが。

 

 露天風呂からは晴れた日は正面に立山連峰を望み、夜は内浦の漁火が点々と見えます。

 以前は湾沿いを走るのと鉄道の列車がよく見え、のどかなディーゼルカーの音に旅情を感じることもできましたが、それも今は昔の話になってしまいました。

 なんか物足りないような、ちょっと淋しい気持ちになります。

 

 列車は走ってきませんが、お湯良し、眺め良し、そしてテーマパークのような数々の風呂。やっぱり、ここの温泉は良い! どっちのお湯に入っても納得できますよ~~。

(取材:2006年8月 若井)

※情報内容は変更されることがありますので、おでかけの前にご確認ください。

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