疲れも吹き飛ぶ 石川県の日帰り温泉ガイド

今江温泉元湯

泉質 ナトリウム−塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
入浴料 大人370円
近くの観光地 安宅関・木場潟
住所 石川県小松市今江町7丁目205
お問い合わせ 0761(21)4126

Dr.若井の温泉レビュー ※記載内容は取材時のものです。

 一時期低迷していた映画ですが、邦画を中心に人気を盛り返していますね。最近の邦画のヒット作の多くはノスタルジーとかレトロといった、ちょっと昔を振り返ったり、童心を思い出させてくれる、そんな映画が多いような気がします。

 

 ただ単に昔を懐かしむだけではなく、そんな映画を見てあの頃の元気を思い出せば、もっとがんばれそう……、若い気持ちでやる気を奮い起こさせてくれる、そのような効果もありますものね。

 

 もしも、そんな気分も味わえる温泉があるとしたら……。そりゃ、温泉効能との相乗効果で元気百倍になれるんではないでしょうか。

 

 実はそんな温泉を見つけました。「今江温泉元湯」といいまして、要するに銭湯なんですが、男女別の入り口を入ると、今では少なくなった番台があり、木の札が差し込まれた下駄箱、木製扉のロッカーが目に入り、高い天井と針式の体重秤、脇のハンドルで高さ調整をするマッサージ椅子など、まるで時間が止まったような光景が飛び込んできて、一瞬こちらの動きまで止まってしまいます(笑)。見えそうで見えない女湯との仕切りも昔ながら!

 

 浴場はこれまた見上げるような吹き抜けの天井で、タイル張りの小さめの浴槽が3つ。ジャグジーと泡風呂、そして電気風呂と、中味は見かけによらずモダンなものになっています。お湯は湯船からのオーバーフローはあまりありませんが湯口からは源泉が常に流れ込んでいてかけ流しかそれに近い状態と思え、あのプールみたいな塩素臭さはまったくありません。湯口のお湯はそのまま飲むことができるのも源泉そのままであることを物語っています。

 

 源泉は地下630メートルから、50・5度、毎分約400リットルと恵まれていて、無色透明で無臭ですがほどよい塩味が飲むと美味しい。

 

 これらの浴槽以外に入ってすぐのところに家庭用のバスタブが置いてあります。これは何かと思えば、サウナの水風呂。レトロな佇まいだけどフィンランド風のサウナもあるんですよ。

 

 懐かしいだけでなく、お湯が素晴らしい温泉銭湯。

 湯上がりにはお決まりのコーヒー牛乳を腰に手を当てて飲み干し、外に出た時に夕日が町を赤く染めていたら、涙ちょちょぎれそう。。。

(取材:2006年9月 若井)

※情報内容は変更されることがあります。おでかけの前に施設へご確認ください。

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