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疲れも吹き飛ぶ 福井県の日帰り温泉ガイド

美山森林温泉 みらくる亭


写真提供:福井県観光連盟

泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(低張性・中性・低温泉)
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進 など
入浴料 大人510円 小学生250円 3歳以上200円 3歳未満無料 ※回数券あり
営業時間 6:00~9:00、10:00~21:00 ※受付は営業終了30分前まで
※火曜日のみ6:00~9:00、15:30~21:00(祭日の場合は振替)
休館日 なし
近くの観光地 一乗谷氏遺跡、一乗滝
住所 福井県福井市市波町38-2
お問い合わせ 0776(96)4141 ホームページ

Dr.若井の温泉レビュー ※記載内容は取材時のものです。

 ここは温泉名が「美山森林温泉」、そして施設の屋号が「みらくる亭」と、なんとなくメルヘンチックな温泉を想像してしまいますが、その名に違わぬとても印象的なところでした。

 

 今は福井市となった旧美山町は林業が盛んで、右を見ても左を見ても植林された森が続きます。そんな森の中に佇むのがこの温泉。山の斜面に沿って建てられた施設で、エントランスの建物は良くある鉄筋コンクリート製。そこから大浴場へはまずエレベータで3階へ向かいます。その先は長い廊下を進みますが、途中から木造の渡り廊下となり、両脇には山小屋風の木造の宿泊棟が並んでいます。この廊下は山の斜面を登るように作られていますので、途中からは階段が連続します。

 

 普通だったら、長い階段に嫌気がさしそうですが、森の中の木の階段と、目指すゴールは温泉ともなればいやがうえにも期待は高まり、自然と歩みが速くなります。

 

 ようやく、どことなく、和風居酒屋を思わす脱衣所に到着し、服を脱いで、さあ、温泉だ!と思えば、縄のれんの先に、まだ階段が続く…。まあ、これは短い距離でしたが、裸で階段を上るというのは少々気恥ずかしい。

 

 浴場は、3方がガラス張りとなった浴槽(10人くらいは余裕で浸かれそうな大きさ)が中央にあり、これがちょうど森の中にせり出したように作られていて、「美しい山の森林」の眺めを堪能しながら湯船に浸かれます。
 ここには露天風呂はありませんが、このように内風呂がとても開放感があるため、不足はありません。

 

 温泉自体は無色透明で無臭、加温と循環をしている(加水はしていない)ようですが、温泉の注ぎ口にはコップが設置されているところを見ると、どうやらこれは源泉がそのまま注がれている様子。

 

 洗い場のカランの一つに、「飲めます」と書かれたものがあり、てっきり飲用の水が出るものと思ってすくって口に含むと、これも源泉みたいで少々面食らう。

 

 洗い場の脇のドアを開けると、そこには森にせり出したウッドデッキがあり、温泉で火照った体をクールダウンしながら、さらに森林浴まで楽しめてしまうという一石二鳥の素晴らしさ。

 

 ところで、私が行った日は、雨が降っていました。濡れるのも気にせずデッキに佇んでいると、突然、バチッという爆音とともに目の前が真っ白に……。

 

 一瞬何が起こったか分かりませんでしたが、どうやら目の前の木に雷が落ちた様子。感電はしませんでしたが、閃光と音にしばらくわれを忘れて立ち尽くしていました。

 

 高い木との距離があったためか、あるいは足元がウッドデッキだったためか、まさしくミラクル、奇跡的に事なきを得ましたが、裸で雷に打たれて倒れるわれを想像すると、背筋に寒いものを感じました。

 

 あわてて浴場に戻ると、浴室は落雷のため停電していました。

 

 これは10分ほどで復旧しましが、薄暗い中で皆さん、何事もなかったかのように談笑しながら温泉に浸かっている……。その非現実的な光景もこの温泉をより印象深くしてくれました。

 

 ある意味、その名前どおり、とってもミラクルな経験もさせていただき、忘れられない温泉となりました。

 

 ぜひ今度は天気の良い日に訪ねてみようと思い、後にしました。

(若井)

※情報内容は変更されることがありますので、おでかけの前にご確認ください。

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