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疲れも吹き飛ぶ 福井県の日帰り温泉ガイド

東尋坊温泉 三国観光ホテル

泉質 アルカリ性単純温泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛・五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、産後回復期、疲労回復、健康増進 など
入浴料 大人600円 小人300円
営業時間 平日13:00~23:00 土日曜日13:00~16:00
※ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、特日は宿泊客のみ利用可
休館日 なし
近くの観光地 みくに龍祥館・三国・東尋坊・越前松島
住所 福井県坂井市三国町緑ヶ丘4丁目4-8
お問い合わせ 0776(81)3111 ホームページ

Dr.若井の温泉レビュー ※記載内容は取材時のものです。

 小春日和に誘われて、福井県三国町散策へ出かけてきました。
三国町といえば、東尋坊や越前松島が有名ですね。北陸に住んでいる方ならば一度は訪ねたことがあるんではないでしょうか。
でも、今回は東尋坊も越前松島もなしで、三国の町中がメインです。三国はご存知のとおり、かつては北前船の寄港地として栄えました。そして、今も旧市街地にはそんな往時の面影を残す建物が点在しています。しかもほとんど観光地化されていないところにあるのがまた親しみやすい。

 

 いくつかある文化財の中でも元は銀行だった建物と格式ある町屋の2軒は内部も公開しており、ガイドの方が丁寧に説明してくださいました。古い建物とか単に眺めるだけでは「ふ~ん」で終わったしまいますが、こうやって説明を受けると「へぇ~」となって印象が頭に残るんですよね。

 

 旧市街には「ジェラート・カルナ」という、京都とか鎌倉といった古都によくありそうな洒落たアイスクリームやさんもあります。種類豊富で、素材は良いものを使っているのはよく分かります。その割りに値段は良心的でした。でも、何種類か食べてみましたが、「豆乳アイス」は豆そのもの味がして、なんか冷ややっこを食べているような気分になったりと、アンバランスさを感じました。

 

 さて、町を見下ろす高台に建ち、どこからでもよく目に付く白亜の洋館があります。みくに龍翔館といって、明治時代に小学校として建てられたものを復元しているそうです。その奇抜なデザインは、だまし絵で知られるエッシャーのお父さん・エッセルが設計したそうです。これが小学校だったとは、三国はさぞ潤っていたんでしょうね。

 

 館内は郷土資料館になっていて、最上階の展望室ではトリックアートの展示もあります。1階にはそのトリックアートの予告という、リングが宙に浮いている不思議なオブジェを展示しています。そのトリックが見破れずにイライラしていたら、近所の定連さんと思しき熟年グループがやってきて、頼みもしないのに種明かしをしてくださいました……。「へぇ~。でもよく見抜きましたね」というと、「いやぁ、この間息子らと一緒に来たときぃ、係の人が見てない隙に、息子がこのケースを外して見ちゃったんよ」と……。いくらなんでもそれはちょっとマズイっすよ、お父さん。
まあ、とりあえず私の頭はすっきりして、みくに龍翔館を後にしました。

 

 で、ようやく本題の温泉です。
今回皆さんに紹介するのは三国観光ホテルでして、なんとみくに龍翔館のお隣、さらに一段高いところに建つ瀟洒なホテルです。ホントに入浴のみでも利用できるかちょっと不安になり、駐車場の誘導係さんに訊ねれば「どうぞどうぞ」と親切に正面玄関前のとても良いポジションへ誘導してくださいました。だいたい、この手のホテルは宿泊客と入浴のみの客とは一線を思いっきり引くのが普通だけど、ドアマンもフロントもまったく区別せず、こっちが恐縮しちゃうくらいです。入浴料大人600円を支払ってタオルを受け取り、大浴場へと向かいます。掃除の行き届いた広い脱衣所にはウォータークーラーも設置してあり、バスタオルや髭剃りもあります。

 

 さて、さっそく浴室へ。でもドアを開けると、つい立で仕切られたマッサージ用と思われるスペースと上がり湯用の浴槽があるだけ。よく見れば、上がり湯の先に廊下が続いています。湯をかぶって廊下を歩いていると正直、寒い!
で、廊下の先には八角形の湯船がで~んとあります。ちょっと冷えた体にはこの湯船がとてもありがたく見えます(そんな効果のために長い廊下があるんでしょうか?)。

 

 お湯はアルカリ性単純温泉で、入るとすべすべ。ローマ風呂風の中、王様気分で浸かっていれば、さらにドアを発見。そこには「和畳の湯」と書かれています。
畳と湯とはこれ如何に? ドアを開けると今度は短い廊下があり、その先にまたトビラがあります。そしてその扉を開けると……。

 

 そこには想像を絶する光景が広がっていました。なんと湯船の脇、普通だったらタイルか石かあるいは木が敷かれているところに畳が敷かれているではありませんか! 最初は畳風のタイルかあるいはビニール製の畳かと思えば、見ても触っても普通の畳と変わりません。しかもお湯をかけても大丈夫なんです。聞けば特殊な畳だとか。確かに普通の畳だったらすぐに腐ります。

 

 ごろりと畳の上に横になり、足だけお湯につけてみたり、手桶でお湯をかけながら寝転んでみたり……。さっきは王様だったのがこっちはお殿様気分とでも申しましょうか、こんな経験はなかなかできません。風呂から上がって真っ裸で畳の上に寝転んだことありませんか? それは気持ち良いものだと思いますが、ここではそれがずっと繰り返せて、「極楽」です。

 

 帰り際にフロントで「パンフレットください」といえば、「ありがとうございます」と真っ先にお礼の言葉とともに深々と一礼。関心を抱いてくれたお客にお礼をいう、当たり前のことなんですが、それすらできていない旅館やホテルは山ほどみてきました。
気になる宿泊料金は思ったよりも安く、日帰りの食事つきプランも豊富。
ちなみに、和畳の湯の洗い場は「滑ります!」という注意書きがいたるところに書かれていて、「ふ~ん、気をつけないと」って思っていたのに、しっかり滑って転びました。トホホ。もうひとつちなみに、露天風呂もありますが、これは眺めもよくなく、どうということありません。

 

 う~ん、今回は話題が多かったせいか、書きすぎちゃいました。
でも、三国町はとってもいいところ。オススメです。ああっ、越前がにを食べてくるの忘れてた!

(取材:2005年11月 若井)

※情報内容は変更されることがありますので、おでかけの前にご確認ください。

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